ソリューションチームの中川です、お久しぶりでございます。
先日、保険会社の勉強会に参加させていただき教えていただいたことを少しご案内させていただきたいと思います。
車を運転中に事故を起こして相手さんのお車を壊してしまったら修理をしなくてはいけないですよね。
これは車の運転中だけに関わらず自転車を運転中でも一緒ですし、もっと言うならお買い物中、旅行中、遊んでいる最中等、日常の生活を行っている中でありとあらゆる場面でそういったことが起こる可能性があると思います。
そしてこれは個人だけでなく企業であっても同じことが言えます。
飲食店であればウエイターさんがジュースをこかしてしまいお客さまの服を汚してしまう、
配達業の方なら配達中に荷物を落として壊してしまう、
建設業の方なら工事中に隣の建物に損害を与えてしまう、等々
そんな場合は法律上、損害賠償義務が発生します。
そのような事態になってしまった時に相手さんの修理代の全額を支払えないケースがあるのをご存知ですか?
以前の最高裁判所の判例で修理額が時価(そのものの価値)より大きい時はいずれか小さい方を払えば損害賠償義務を果たしたことになると下されました。
こんなケースはもめることが多くなるのは容易に想像できますよね。
保険に加入していても通常では法律上の損害賠償金額までしかお支払い出来ませんので上記のようなケースはスッキリ簡単に解決しないこともあります。
そうならないためにも事故を起こさないのはもちろんですが、
万が一起こってしまった時にきちんと対応出来るようにしておきたいものですね。