悪徳ロードサービスにご注意

はじめまして、クラフトマンチームの由良です。役職は「師匠」をいただいています。
広くいろんなことを知っているようですので、「もしかしたら知っているかも」と思い出していただけたら嬉しいです。
さて、今回の記事は、「自動車関連の悪徳業者」についてです。
「どうせ不正請求をする整備工場とかでしょ」と思われた方も多いと思いますが、今回取り上げるのは、「レッカー・ロードサービス」の悪徳業者です。
聞くところによると、昨年の年末くらいから全国各地でトラブルが散見されているようで、消費生活センターなどに相談がいくつも持ち込まれているようです。
帰省シーズンのお盆・夏休み、行楽シーズンのシルバーウィーク(秋の連休)・ゴールデンウィークや年末年始に増えるようです。
と申しますのも、遠方へ出かける機会が増える時期に、自動車のバッテリー上がりや故障、パンクなどで慌てて急遽スマホ等で業者検索をして、検索上位の業者ページに「5分で駆けつけます」とか「料金は3500円~」といううたい文句につい釣られて依頼してしまう人が多いのだとか。
実際は到着までに1時間以上掛かった上に作業時間に1時間かかり、その場で現金でしか受付けないと言われ10万円以上を請求されて、仕方なく支払う人がいるらしいのです。
このような悪徳業者に引っかからないためにも、自動車保険(任意保険)のご加入保険会社のロードサービスや信頼のおける業者さん(JAFとか)に依頼することを覚えていていただきたく思います。
自動車保険(任意保険)の保険会社のフリーダイヤルをスマホ登録したり、契約画面が見れる「マイページ」登録をしておくと便利です。
もちろん保険代理店に問い合わせて相談することもお勧めします。
なお、保険会社に電話して「あっ!証券番号がわからない」なんて慌てる必要はありません。
自動車の登録番号(ナンバープレート)と契約者の氏名を伝えれば、保険契約を探してもらえて、ロードサービスが使える事案かどうかも確認してもらえます。
但し、時期によっては手配に時間を要する場合もあるのは、ご注意ください。
この「手配に時間を要する」というのが落とし穴の鍵なのです。
悪徳ロードサービス商法は、「早くトラブルを解決して目的地にたどり着きたい」という人の心につけ込んだ悪徳商法であることをくれぐれもお忘れ無く。
予防措置としては、事故を起こさないことはもちろんですが、バッテリー上がりなどの故障を起こさないためにも、日頃の運転前点検をお勧めします。
今や電化製品の如く電気(バッテリー)を使用している自動車。
よく耳にする車両トラブルのバッテリー上がりにはご要注意ください。

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